少年サッカーの全国大会とは|全日本U-12選手権の仕組みと予選ルート
ClubStock編集部
少年サッカーの口コミサイト ClubStock 運営/パパコーチ
公開:2026-06-10
「全国大会ってどうやったら出られるの?」——少年サッカーに打ち込む子どもを持つ保護者なら、一度は気になるテーマではないでしょうか。小学生年代のサッカーにも全国規模の大会がいくつかあり、それぞれ仕組みや予選ルートが異なります。
この記事では、小学生サッカーの全国大会の中でも代表的な3つの大会を取り上げ、大会の概要・予選の流れ・8人制ルールのポイントなどをわかりやすく整理します。「うちの子のチームにもチャンスはあるの?」という疑問にも答えられる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
小学生サッカーの3大全国大会を知ろう
小学生年代(U-12)で「全国大会」と呼ばれる主な大会は、次の3つです。それぞれ競技形式や開催時期が異なるため、まずは全体像を押さえておきましょう。
| 大会名 | 競技形式 | 開催時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 全日本U-12サッカー選手権大会 | 8人制サッカー | 12月(全国大会) | 小学生年代最大の全国大会。各都道府県代表が集結 |
| JA全農杯 全国小学生選抜サッカー大会 | 8人制サッカー | 春〜夏(ブロック・全国) | ブロック大会を経て全国へ進む選抜方式の大会 |
| バーモントカップ 全日本U-12フットサル選手権大会 | フットサル(5人制) | 夏〜秋 | サッカーとは異なるフットサルルールで行われる全国大会 |
小学生年代の「日本一」を決める大会として最も注目度が高いのが「全日本U-12サッカー選手権大会」です。ニュースや情報サイトで「少年サッカーの全国大会」と言えば、多くの場合はこの大会を指しています。
💡 ポイント
3つの大会はそれぞれ独立した大会です。「全日本U-12で全国に行けなかったけど、バーモントカップで全国出場を果たした」というケースもあり、子どもたちにとって複数のチャンスがあるのは大きな魅力です。
全日本U-12サッカー選手権大会の仕組み
全日本U-12サッカー選手権大会(旧・全日本少年サッカー大会)は、日本サッカー協会(JFA)が主催する小学生年代最高峰の全国大会です。主なルールと特徴を整理します。
- 出場チーム数:各都道府県の代表チームに開催地枠を加えた48チームが出場(年度により変動する場合があります)
- 競技形式:8人制サッカー。コートは68m×50m程度(少年用コートサイズ)で、11人制よりコンパクト
- 使用球:4号球(小学生の公式サイズ)
- 試合時間:前後半各15分が基本(ラウンドにより異なる場合あり)
- 全国大会の時期:例年12月に開催
8人制サッカーは、1人あたりのボールタッチ数が多く、子どもたちの判断力や技術が試合にダイレクトに反映されるのが特徴です。11人制に比べてピッチが狭いぶん、攻守の切り替えが速く、見ていて展開の速さに驚く保護者も少なくありません。
JA全農杯・バーモントカップとの違い
JA全農杯は、都道府県予選の上に「ブロック大会(地域大会)」がある点が全日本U-12との大きな違いです。全国を複数ブロックに分けて地域大会を行い、そこを勝ち上がったチームが全国大会に進みます。
一方、バーモントカップはフットサルの大会です。5人制・体育館での試合となり、サッカーとはルールやピッチサイズが大きく異なります。フットサル特有の素早いパス回しや個人技が求められるため、サッカーとはまた違った面白さがあります。
予選から全国大会までの流れ
「全国大会」とひと口に言っても、いきなり全国の舞台に立てるわけではありません。全日本U-12サッカー選手権大会の場合、予選は段階的に行われます。
一般的な予選ルートは次のとおりです(地域により多少異なります)。
- 市区町村・ブロック予選:まず地域の予選からスタート。各市区町村やブロックの代表を決める
- 都道府県大会:ブロック予選を勝ち上がったチームが都道府県の代表の座を争う
- 全国大会:都道府県代表として選ばれたチームが全国の舞台へ
都市部では参加チーム数が非常に多く、予選だけで数十試合を戦うことも珍しくありません。たとえば東京都の場合、登録チーム数が多いため複数の代表枠が設けられる年度もあります。
どのチームにも全国大会への道は開かれており、少年団・クラブチームの区別なく同じ予選ルートを戦います。「強豪クラブじゃないと全国は無理」ということは決してなく、少年団が都道府県代表になる例も毎年のようにあります。
✅ アドバイス
予選の日程やトーナメント表は、各都道府県のサッカー協会(FA)の公式サイトで公開されています。お子さんのチームがどの段階にいるか気になったら、所属する都道府県FAのサイトをチェックしてみましょう。
保護者が知っておきたい全国大会の観戦とサポート
子どものチームが予選を勝ち進んだら、保護者として知っておきたいことがいくつかあります。
遠征の準備と費用
全国大会は開催地での数日間の滞在となるため、交通費・宿泊費が発生します。費用はチームの所在地や大会会場によって異なりますが、遠方の場合は家族の交通費・宿泊費だけでも相応の負担になることを想定しておきましょう。チームによっては遠征積立金を設けたり、後援会を通じて費用を補助したりする仕組みがある場合もあります。
観戦のマナー
全国大会に限りませんが、少年サッカーの試合では保護者の観戦マナーが大切です。
- 審判への抗議や相手チームへの野次は厳禁
- コーチングはベンチのスタッフに任せ、保護者は応援に徹する
- 子どもが自分で考えてプレーする姿を見守る気持ちが大切
結果にかかわらず得られるもの
全国大会を目指して戦う経験は、結果以上に子どもの成長につながる貴重な財産です。予選で負けたとしても、チームメイトと目標に向かって全力を尽くした経験は、その後のサッカー人生やそれ以外の場面でも活きてきます。
⚠️ 注意
全国大会が近づくと練習量が増えがちですが、小学生は成長期のため無理は禁物です。体調管理や十分な休息にも気を配り、コンディションを整えて大会に臨むことが大切です。
まとめ
少年サッカーの全国大会について、主要な3大会の違いと予選の流れを整理しました。
- 小学生年代の全国大会は主に「全日本U-12サッカー選手権」「JA全農杯」「バーモントカップ」の3つ
- 全日本U-12は8人制・48チームによる小学生年代最大の全国大会
- 予選は市区町村→都道府県→全国と段階的に進む。少年団・クラブチームの区別なく参加できる
- JA全農杯はブロック大会を経由、バーモントカップはフットサル形式と、それぞれ特徴が異なる
- 全国大会を目指す過程そのものが、子どもにとって大きな成長の機会になる
「全国大会」と聞くと遠い世界のように感じるかもしれませんが、すべてのチームに挑戦の道は開かれています。まずはお子さんのチームが参加する予選の情報をチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。
よくある質問(FAQ)
Q1. 全日本U-12サッカー選手権に出るにはセレクションが必要ですか? A. セレクション(選考会)は不要です。全日本U-12サッカー選手権は、JFAに登録しているチーム単位で予選にエントリーする仕組みです。所属チームの一員として都道府県予選を戦い、勝ち上がれば全国大会に出場できます。
Q2. 少年団のチームでも全国大会に出場できますか? A. もちろん出場できます。予選は少年団・クラブチームの区別なく同じトーナメントで行われます。実際に少年団が都道府県予選を勝ち抜いて全国大会に出場する例は珍しくありません。
Q3. 全日本U-12・JA全農杯・バーモントカップは同じチームが全部出られますか? A. はい、それぞれ独立した大会なので、同じチームが複数の大会の予選にエントリーすることは可能です。ただしバーモントカップはフットサルの大会であり、サッカーとはルールやコートが異なる点に注意が必要です。チームによっては、サッカーとフットサルの両方に力を入れているところもあります。
この記事を書いた人
ClubStock編集部
少年サッカーの口コミ・評判サイト「ClubStock」の中の人。現役のパパコーチで、サイトはひとりで運営しています。我が子のチーム選びで「本当に知りたいことが分からない」と困った経験から、保護者目線のお役立ち情報をお届けしています。> ClubStock誕生秘話
お住まいの地域のチームを比較してみましょう
口コミ・評判・大会実績・月謝で、気になるチームをかんたんに比較できます。
東京都のサッカーチームを探す ›




















