8人制サッカーのコートサイズとルールを解説|小学生の試合がわかるガイド
ClubStock編集部
少年サッカーの口コミサイト ClubStock 運営/パパコーチ
公開:2026-06-11
小学生のサッカーの試合を初めて観に行くと、「コートが思ったより小さい」「選手が8人しかいない」と驚く保護者は少なくありません。小学生年代の公式戦は、大人のサッカーとは異なる8人制のルールで行われています。
8人制にはコートのサイズ、ゴールの大きさ、交代の方法など、大人の11人制とは違う独自のルールがあります。試合を観るにも、子どもに声をかけるにも、まず基本を知っておくと安心です。この記事では、小学生サッカーのコートサイズと8人制のルールを、保護者の目線でわかりやすく整理します。
8人制サッカーとは?小学生の公式戦の基本
日本サッカー協会(JFA)は、小学生年代(U-12)の公式戦として8人制サッカーを採用しています。2011年度から全日本U-12サッカー選手権大会(旧・全日本少年サッカー大会)が8人制に移行し、現在では小学生の公式戦は原則として8人制で行われています。
8人制が導入された主な理由は次のとおりです。
- ボールに触れる回数が増える:人数が少ないぶん、一人ひとりがボールに関わる機会が多くなる
- 判断の機会が増える:スペースが相対的に広く、自分で考えてプレーする場面が増える
- 全員が試合に出やすい:チームの人数が少なくても試合が成立しやすく、出場機会が広がる
8人制は「子どもの成長のため」に設計されたルールです。 大人のサッカーを単に縮小したものではなく、育成を目的とした独自の考え方に基づいています。
コートサイズとゴールの大きさ
8人制サッカーのコートは、大人の11人制よりひと回り小さいサイズが推奨されています。JFAの競技規則に基づく目安は次のとおりです。
| 項目 | 8人制(小学生) | 11人制(大人) |
|---|---|---|
| コートの長さ | 68m | 105m |
| コートの幅 | 50m | 68m |
| ゴールの大きさ | 5m × 2.15m | 7.32m × 2.44m |
| ボール | 4号球 | 5号球 |
コートの面積は大人用の約半分ほどで、子どもの体力やスピードに合ったサイズになっています。ゴールも小さい少年用サイズ(幅5m × 高さ2.15m)のため、体の小さなGK(ゴールキーパー)でもゴールを守りやすい設計です。
💡 ポイント
大会や会場によってはコートサイズが多少異なる場合があります。JFAの推奨は「68m × 50m」ですが、グラウンド事情で調整されることもあるため、大会要項を確認すると確実です。
人数・交代・試合時間のルール
8人制サッカーの試合ルールには、大人のサッカーとは異なるポイントがいくつかあります。保護者として知っておきたい基本を整理します。
出場人数とGK
- 1チーム8人(うちGK1人)で試合を行う
- 最少催行人数は6人(6人を下回ると試合が成立しない)
交代のルール
8人制サッカーの大きな特徴が、自由な交代(フリーサブスティテューション)です。
- 交代人数に制限がない(登録選手全員が出場可能)
- 一度退いた選手が再び出場できる(再出場OK)
- 交代はプレーの停止中に、主審の承認を得て行う
この「自由な交代」により、ベンチの選手も含め全員が試合に出場しやすくなっています。 保護者としては「せっかくの試合にうちの子は出られるの?」という不安が軽くなる仕組みだと言えるでしょう。
試合時間
- 前後半各20分、合計40分が標準(ハーフタイムは5〜10分程度)
- 大会によっては15分ハーフなど短縮される場合もある
✅ アドバイス
交代が自由なので、試合中にさまざまなポジションを経験させるチームも多くあります。子どもが「今日はFWだった」「次はDFをやった」と話してくれたら、いろいろなポジションを試している証拠です。成長期はポジションを固定しすぎないことが大切だとされています。
大人の11人制サッカーとの主な違い
「大人のサッカーと何が違うの?」という保護者の疑問に向けて、主な違いを一覧で整理します。
| 項目 | 8人制(小学生) | 11人制(大人) |
|---|---|---|
| 出場人数 | 8人 | 11人 |
| コートサイズ | 68m × 50m | 105m × 68m |
| ゴールサイズ | 5m × 2.15m | 7.32m × 2.44m |
| 試合時間 | 20分ハーフ | 45分ハーフ |
| 交代 | 自由交代・再出場OK | 原則3〜5人・再出場不可 |
| ボール | 4号球 | 5号球 |
| オフサイド | あり | あり |
注目したいのは、8人制でもオフサイドルールは適用されるという点です。「人数が少ないからオフサイドはないのでは?」と思われがちですが、大人と同様にオフサイドは存在します。子どもたちはこの年代からポジショニングや駆け引きを学んでいくのです。
また、使用するボールは小学生の標準である4号球(直径約20.5cm)です。大人の5号球より一回り小さく軽いため、子どもの体格に合ったフォームでボールを扱うことができます。
まとめ
小学生のサッカーは8人制で行われており、コートサイズやルールは大人の11人制とは異なります。要点を整理します。
- コートサイズは68m × 50m(JFA推奨)、ゴールは5m × 2.15m
- 1チーム8人(GK含む)、最少6人で試合成立
- 交代は自由で、人数制限なし・再出場も可能
- 試合時間は前後半各20分(合計40分)が標準
- ボールは4号球、オフサイドルールはあり
- 大人のサッカーの縮小版ではなく、子どもがボールに触れる機会を増やし、成長を促すために設計されたルール
試合を観に行くときにこうした基本を知っておくと、我が子のプレーや試合展開がぐっとわかりやすくなります。ぜひ次の試合観戦で役立ててみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 8人制サッカーは何年生から始まりますか? A. 小学生年代(U-12)の公式戦は原則として8人制で行われています。学年に関係なく、小学生の公式戦であれば8人制が基本です。低学年の練習試合では、チームによって5人制のミニゲームなどで行う場合もあります。
Q2. 試合中、交代は何回でもできるのですか? A. はい、8人制では交代人数に制限がなく、一度退いた選手の再出場も認められています。登録メンバー全員が出場できる仕組みになっており、多くのチームでは全員出場を目指して積極的に交代を行います。
Q3. オフサイドのルールはありますか? A. あります。8人制でも11人制と同様にオフサイドルールが適用されます。子どもたちはこの年代からオフサイドの概念やポジショニングを学んでいきます。
Q4. コートの大きさは会場によって違うことがありますか? A. JFAの推奨サイズは68m × 50mですが、グラウンドの広さや大会の運営方針によって多少異なる場合があります。正式な大きさは大会要項に記載されているので、気になる場合は確認するとよいでしょう。
この記事を書いた人
ClubStock編集部
少年サッカーの口コミ・評判サイト「ClubStock」の中の人。現役のパパコーチで、サイトはひとりで運営しています。我が子のチーム選びで「本当に知りたいことが分からない」と困った経験から、保護者目線のお役立ち情報をお届けしています。> ClubStock誕生秘話
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