小学生サッカーの試合時間とルール|交代・ピリオド制をやさしく解説
ClubStock編集部
少年サッカーの口コミサイト ClubStock 運営/パパコーチ
公開:2026-06-19
小学生のサッカーの試合を初めて観に行くとき、「試合って何分あるの?」「前半・後半じゃなくてピリオドって何?」と戸惑う保護者は多いものです。小学生年代の8人制サッカーでは、試合時間や交代の仕組みが大人のサッカーとは大きく異なります。
さらに、大会や地域によってルールが微妙に違うこともあり、事前に知っておかないと試合の流れについていけないことも。この記事では、小学生サッカーの試合時間と試合進行のルールを中心に、交代・ピリオド制・延長戦やPK戦の仕組みまで保護者目線でわかりやすく解説します。
小学生サッカーの試合時間|基本は前後半各20分
小学生(U-12)の8人制サッカーでは、前後半各20分・合計40分が標準的な試合時間です。大人の11人制サッカー(前後半各45分・合計90分)と比べると半分以下の長さで、子どもの体力に合わせた設定になっています。
試合時間に関する基本ルールを整理します。
- 前半20分+後半20分の合計40分が標準
- ハーフタイム(前後半の間の休憩)は5分〜10分程度
- 低学年(U-8・U-9など)の大会では15分ハーフや10分ハーフに短縮されることもある
- 予選リーグなど試合数が多い場合は、15分ハーフに短縮して運営されることがある
試合時間は大会要項で大会ごとに定められるため、同じ学年でも大会によって異なる場合があります。 お子さんの大会前には、配布される大会要項やチームからの案内で試合時間を確認しておくと安心です。
💡 ポイント
JFA(日本サッカー協会)の8人制サッカー競技規則では「試合時間は大会要項に定める」とされています。20分ハーフはあくまで標準的な目安であり、絶対的なルールではありません。
ピリオド制とは?大会で増えている試合形式
近年、小学生サッカーの大会で増えているのが「ピリオド制」と呼ばれる試合形式です。通常の前半・後半の2分割ではなく、試合を3つの時間帯(ピリオド)に分けて行います。
ピリオド制の基本的な仕組み
- 1試合を3ピリオドに分ける(例:各12〜15分 × 3本)
- ピリオド間に数分のインターバル(休憩)を挟む
- ピリオドごとにメンバーを入れ替えることが推奨される大会もある
なぜピリオド制が採用されるのか
ピリオド制が導入される背景には、育成年代ならではの考え方があります。
- 全員出場の促進:3つのピリオドに分かれることで、交代のタイミングが増え、ベンチの選手も出場しやすくなる
- 体力面の配慮:1ピリオドが短いため、子どもが集中力を保ちやすい
- 多くの経験を積ませる:ピリオドごとにポジションやメンバーを変えることで、さまざまな状況を経験できる
ピリオド制は「勝つこと」よりも「全員が試合経験を積むこと」を重視した仕組みです。 お子さんが途中からの出場でも、ピリオド制のおかげでまとまった時間プレーできるケースが増えています。
✅ アドバイス
ピリオド制を採用している大会では、「各ピリオドで必ず異なる選手を出場させること」「1ピリオドに最低○人を入れ替えること」など独自のルールが設けられている場合があります。チームの方針だけでなく、大会規定も確認しておくとよいでしょう。
交代ルール|自由交代と再出場の仕組み
8人制サッカーの試合進行において、保護者がぜひ知っておきたいのが交代のルールです。大人のサッカーとは大きく異なる「自由交代」の仕組みが採用されています。
自由交代(フリーサブスティテューション)のポイント
| 項目 | 8人制(小学生) | 11人制(大人) |
|---|---|---|
| 交代人数の制限 | 制限なし | 原則3〜5人 |
| 再出場 | 可能 | 不可 |
| 交代のタイミング | プレー停止中 | プレー停止中 |
| 交代の承認 | 主審の承認が必要 | 主審の承認が必要 |
- 交代人数に上限がなく、登録選手全員が出場可能
- 一度ベンチに退いた選手が再びピッチに戻れる(再出場OK)
- 交代はボールがピッチ外に出るなどプレーが停止しているときに、主審の承認を得て行う
保護者として知っておきたいこと
自由交代の仕組みは、子どもの育成を考えた重要なルールです。
- 出場機会が広がる:制限がないため、ベンチの子も試合に出られる可能性が高い
- コンディション管理がしやすい:疲れた選手を一時的に休ませ、回復したら再び出場させることができる
- チームの方針に注目:同じルールでも「全員均等に出場させる」チームもあれば「勝負どころで主力を集中起用する」チームもある
自由交代のルールがあっても、実際の出場時間はチームの方針によって差が出ます。 お子さんの出場時間が気になるときは、コーチの起用方針を確認してみるとよいでしょう。
延長戦・PK戦・その他の試合進行ルール
トーナメント(勝ち抜き戦)の大会では、同点のまま試合終了を迎えることがあります。その場合の進め方も大人のサッカーとは少し異なります。
延長戦
- 大会によっては前後半各5分の延長戦が設けられる場合がある
- 延長戦を行わず、すぐにPK戦に進む大会も多い
- 予選リーグでは延長戦なしの「引き分け」で終了するのが一般的
PK戦(PK方式)
- トーナメント戦で延長後も同点の場合、または延長戦なしで同点の場合にPK戦で勝敗を決める
- 各チーム3人から始めることが多い(大人は5人が標準)
- 3人で決まらなければサドンデス(1人ずつ交互に蹴り、差がついた時点で決着)
その他知っておきたいルール
- 試合球:小学生は4号球を使用する
- オフサイド:8人制でも11人制と同様にオフサイドルールは適用される
- 退場(レッドカード):退場者が出た場合でも、一定時間経過後やピリオドの切り替わりで別の選手を補充できるルールを設けている大会もある(大会要項による)
- アディショナルタイム:小学生の大会ではアディショナルタイム(ロスタイム)を設けないことが多いが、大会規定による
⚠️ 注意
延長戦の有無・PK戦の人数・退場時の補充ルールなどは大会ごとに異なります。「前の大会ではこうだった」が通用しないこともあるため、大会要項は毎回確認しましょう。
まとめ
小学生サッカーの試合時間と試合進行ルールのポイントを整理します。
- 試合時間は前後半各20分・合計40分が標準。低学年や大会によっては短縮もある
- 近年はピリオド制(3ピリオドに分割)を採用する大会が増えている
- 交代は自由交代制で、人数制限なし・再出場も可能
- トーナメント戦では延長戦やPK戦で決着をつける(PK戦は3人からが多い)
- 試合時間・ピリオド数・延長戦の有無などは大会ごとに異なるため、大会要項の確認が大切
- オフサイドは8人制でも適用される
試合観戦のときにルールを知っておくと、試合の展開やコーチの采配の意味がぐっと理解しやすくなります。お子さんと一緒に試合を楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 小学生サッカーの試合時間は学年によって違いますか? A. JFAの8人制サッカー競技規則では試合時間は大会要項に委ねられています。U-12(5・6年生)は20分ハーフが標準ですが、U-10(3・4年生)やU-8(1・2年生)の大会では15分ハーフや10分ハーフに短縮されることが一般的です。学年というよりも大会ごとに決まるため、大会要項を確認するのが確実です。
Q2. ピリオド制の大会では、子どもは必ず試合に出られますか? A. ピリオド制は全員出場を促す仕組みですが、「全員出場」がルールとして義務づけられているかは大会によります。大会規定で「各ピリオドでメンバーを入れ替えること」と明記されている場合もあれば、チームの判断に任されている場合もあります。お子さんの出場機会が気になる場合は、チームのコーチに方針を確認してみるとよいでしょう。
Q3. 試合中に交代した選手は、もう一度出場できますか? A. はい、8人制サッカーでは一度ベンチに退いた選手が再びピッチに戻る「再出場」が認められています。大人の11人制では再出場は不可ですが、8人制では自由交代のルールにより何度でも交代・再出場が可能です。体力の消耗が激しい場面で一時的に休ませ、再び出場させるといった起用も行われます。
この記事を書いた人
ClubStock編集部
少年サッカーの口コミ・評判サイト「ClubStock」の中の人。現役のパパコーチで、サイトはひとりで運営しています。我が子のチーム選びで「本当に知りたいことが分からない」と困った経験から、保護者目線のお役立ち情報をお届けしています。> ClubStock誕生秘話
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